合宿免許の行き先選び、決め手になったのは?|学生のぶっちゃけアンケート!
合宿で免許を取ると決心したら、次なるステップが「どこに行くか?」。寮やホテルに宿泊しながら、約2週間にわたって交通ルールや運転の方法を学ぶ合宿免許ですから、自分に合ったプランでストレスなく集中できる環境を選びたいものですよね。経験者はどんなふうに合宿免許の行き先を選んだのかーー経験者へのアンケートの結果を、みなさんの行き先選びの参考にしてみてください!
合宿免許の合宿場所に関するアンケート 2021年10月実施 男女301人 マイナビ学生の窓口調べ
経験者たちはこうやって合宿免許の行き先を選んだ!
まず、行き先選びで重視したポイントについては、「費用の安さ」を挙げる声がもっとも多く、それ以降は「免許取得に集中できそう」を筆頭に、施設や施設周辺の環境に関わる回答が続きました。
仲の良い友人と一緒に旅行気分で参加できるのも合宿免許の醍醐味ですが、「観光(温泉、レジャーなど)を楽しむため」より「免許取得に集中できそう」の回答数が多くなった今回の結果を見ると、教習内容そのものを重視したり、生活に不便さを感じない程度に勉強に集中できる地域を望んでいる人が多いのかもしれません。また、「実家の近く」「自宅から近い」など利便性をポイントにする人も一定数いることがわかりました。
実際に選んだ場所の満足度については、「満足した」と答えた人が約9割を占める結果に。どんなところがよかったのか、具体的な理由も見ていきましょう。
満足だった理由とは
- ●費用が安く、交通費も出た(山形)
- ●料金に宿代、食事代も含まれていて安かった(秋田)
- ●指導は手厚かったし、教官の方もお年寄りが多いが良い方ばかりだった(山形)
- ●地元から遠かったので人目を気にせず失敗や勉強ができた(岩手)
- ●食事も美味しく、合宿人数が少ない分集中しやすかった(石川)
- ●ご飯が美味しく、観光する際の送迎を無料でしてくれた(新潟)
- ●行ったことのない場所だったので滞在自体が面白かった(鳥取)
- ●自然が豊かでのんびり過ごせる場所だった(徳島)
- ●若い子が多く、友達もできて、1回で合格できた(静岡)
費用の安さや指導の手厚さ、食事のおいしさを評価する声をはじめ、普段とは違う環境でリラックスしながら勉強できたという声や、「リフレッシュできるイベントをいろいろ用意してくれた(佐賀)」「宿舎の近くのスーパー銭湯を毎日タダで利用でき、リフレッシュできた(長野)」というふうに、合宿免許ならではのお楽しみを満喫したという回答も見られました。
合宿先は「イメージ通りだった」が5割超。「イメージ以上だった」と合わせると9割を占め、ほとんどの人が肯定的な印象を持っているようです。
一方で、合宿先に満足できなかった人に理由を訊くと、「食事が合わなかった」「宿泊施設が汚かった」「田舎過ぎて不便だった」のほか、「教官と相性が合わなかった」という悩みを挙げた人もちらほら……。ストレスを感じたまま教習を受けても良いことはありませんから、遠慮なく教習所の合宿担当や合宿免許の申し込みをした窓口などに相談して対応してもらいましょう。
また、イメージ以下だった理由の中には、料金の安さにこだわり過ぎてオフシーズンに参加したため、「雪に悩まされた」という回答もありました。学生がまとまった休みを取りやすい春休みや夏休みのハイシーズンと比べて、オフシーズンは料金の安さが魅力ではあるものの、季節や地域によっては思わぬ環境の違いに直面することもあります。施設の状況や周辺環境はもちろん、季節ごとの地域の特性などのチェックを事前に怠らないことが肝心といえるでしょう。
合宿免許を考えている人に合宿後のアドバイス
この記事のまとめ
さまざまなアドバイスがありましたが、「口コミや先輩からの情報をしっかり集めるべき!」という意見は多くの経験者から異口同音に寄せられたもの。どうしても行き先を決められない場合は、免許に関係なく「自分の行きたい場所を選ぶ。それが勉強のモチベーションアップにもつながる」という声もありました。こうした意見を参考に、楽しみながらもしっかりと勉強できる合宿免許先を検討してみてはいかがでしょう。