合宿免許のリアルなお金事情とは!?|学生のぶっちゃけアンケート!
"合宿で免許を取ろう!"と決めたら、まず頭に浮かぶのはお金のことではないでしょうか。通学よりお金はかからないけれど、合宿免許取得は高いと感じている人が大半という調査もあり、お金にまつわるホンネは気になるところです。
そこで、実際の合宿免許経験者にアンケートを実施。リアルなお金事情に迫ってみました!
合宿免許のお金に関するアンケート 2021年8月実施 男女301人 マイナビ学生の窓口調べ
合宿免許経験者たちのリアルなお金事情
合宿免許にかかる費用は、普通車マニュアル(MT)免許の場合は約20~30万円、普通車オートマ(AT)限定免許の場合は約18~28万円が相場です。
合宿免許にかかった費用をまとめたグラフを見ても「16~20万円」「21~30万円」がほぼ同数で、それぞれMT、AT免許の費用であることがうかがえます(「10~15万円」が一定数ありますが、こちらは普通二輪や大型二輪のバイク免許と考えてよいでしょう)。
合宿プランや場所選びは「費用を重視する」と答えた人がほとんど。教習所に通学するより費用が安く抑えられる合宿免許とはいえ、まとまったお金は必要になりますから、プラン選びは慎重に行うのがマストです。
合宿免許では、事前に支払う料金以外に細々とした出費があります。どんなことにお金がかかったか聞いてみると、「食事代」がもっとも多く、「現地までの交通費」「宿泊代」が続きました。
ほとんどの合宿免許は“パック料金制”で、入学金、学科教習料、技能講習料や宿泊費、プランによっては3食の食費も含まれていますが、「自炊で費用を節約したい」「たまには外食も楽しみたい」「一人が気楽だから相部屋でなくホテルに泊まりたい」など、お金のかけ方や生活スタイルは人それぞれ。
自分の予算と相談しながら、どんなプランならストレスなく合宿期間を楽しく過ごせるか、しっかり検討してみることをおすすめします。
近年は現地までの往復の交通費が支給されるプランも用意されているので、うまく活用して出費を抑えるのも◎。なお、「合宿費用のほかにかかった費用」で多かった回答は「1〜3万円未満」「3〜5万円未満」。予算の目安としておくとよいでしょう。
合宿免許費用に含まれるものと含まれないものについて
前述のとおり、合宿免許の費用には入学金、学科教習料、技能講習料にホテルや寮の宿泊費が含まれ、食費や交通費、合宿中の万一の事故に備えた保険がパックになっていることも珍しくありません。
一方で、パック料金に含まれていないことが多いのが、仮免許学科試験手数料や交付手数料、再試験手数料です。
たとえば、1回目の仮免許試験手数料はパック料金に含まれていても、仮免許に落ちて再講習→再試験となった場合は、その都度、試験手数料を負担するケースがほとんど。誰もが“試験に失敗したくない”と思うものですが、思わぬ出費で困らないように、余裕をもって準備をしておきましょう。
ところで、みなさんは免許費用をどう工面する予定ですか? けっして安くはない費用を“誰が払っているのか”は気になるところですよね。
経験者に聞いてみると「家族」と答えた人が56.2%、「自分」で払った人が41.5%でした。家族がやや多いものの、自分でまかなっている人も少なくないことがわかります。
支払い方法については「一括払い」が大半ですが、分割払い(ローン)やクレジットカード払いもちらほら。きちんと返済ができる見通しがあるのなら、利用を検討してみてもよいでしょう。
合宿免許を考えている人にお金に関するアドバイス
この記事のまとめ
お金に関するアドバイスでは、「お金も大事だが、施設や内容をしっかり見て決めてください」というコメントもありました。今回紹介した経験者の声を参考に、自分にぴったりな合宿免許プランを検討してみてください。