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大型免許とは?合宿免許を利用した取得の方法と試験合格までの流れ

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免許の雑学

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物流、運送、建設など、さまざまな業界で需要がある大型免許。大型免許を取得すると働ける業界や就ける職種が増えるので、就職・転職時に役立ちます。
しかし、大型免許と聞くと、高い運転技術が必要で取得が難しいというイメージを持っている人がいるかもしれません。また、大型免許を取りたくても、どのように取得すれば良いかわからないという人もいるでしょう。
この記事では、大型免許を取得する方法と、試験合格までの流れについてご紹介します。

大型免許とは?合宿免許を利用した取得の方法と試験合格までの流れ

大型免許の概要

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

そもそも大型免許を取得すると、どのような自動車を運転できるのでしょうか。ここでは、大型免許の基礎知識と、取得条件をお伝えします。

大型免許の概要

大型免許とは?

大型免許は、正式には「大型自動車免許」と言います。トラックやバス、ダンプカーなどの大型車両を運転するために必要な自動車免許です。
取得すると、車両総重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗客定員30人以上の車両を運転できるようになります。
大型免許は、自家用の「大型自動車第1種運転免許」と、人や荷物を運搬する業務のための「大型自動車第2種運転免許」に分けられます。
また、大型免許を所持していると、中型自動車、準中型自動車、普通自動車、小型特殊自動車、原動機付自転車などの運転も可能です。

大型免許の取得条件

大型免許を取得するには、免許履歴、視力、深視力、色彩識別能力、聴力において、取得条件があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

免許履歴

免許履歴普通免許、準中型免許、大型特殊免許のいずれかを取得後、免停期間を除いて通算で3年以上経過。

視力

視力両目で0.8以上、かつ片方の目がそれぞれ0.5以上。
※眼鏡やコンタクトレンズの使用可。

深視力

深視力2.5メートルの距離で3回検査し、平均誤差が2センチメートル以下。

色彩の識別能力

色彩の識別能力赤・黄・青の3色の識別が可能であること。

聴力

聴力10メートルの距離で90デシベルの警音器の音を聞き分けられること。
※補聴器の使用可

【参考】
警察庁「改正道路交通法が施行されます」
https://www.npa.go.jp/koutsuu/menkyo/kaisei_doukouhou/leaflet_B.pdf

大型免許の取得方法

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

大型免許を取得するには、ほかの免許と同様に、運転免許試験場での試験に合格する必要があります。
ただし、本免許試験を受ける前に、自動車教習所を利用するのが一般的です。

大型免許の取得方法

大型免許を取得する方法

合宿免許

取得する方法は、主に合宿免許と通学型の2パターンがあります。
短期集中で免許を取得したいなら、8~15日ほどで取得できる合宿免許がおすすめです。
料金は自動車教習所やプランによって異なりますが、通学型と比べてリーズナブルです。

一方、自分のペースで進めたい人や、まとまった休みが取れない人は通学型がおすすめです。
通学型は、自分の都合の良い時間帯に合わせて教習の予約ができるため、仕事や学校に行きながら免許の取得ができます。
ただし、費用は免許合宿よりも高くなりがちで、多くの場合、取得までの期間も2~3ヶ月ほどかかります。

教育訓練給付金制度また、免許の取得費用をできるだけ抑えたいという人は、「教育訓練給付金制度」の利用を検討してみると良いでしょう。この制度は、雇用保険の加入者、離職者が、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講・修了した場合に、訓練施設に支払った金額のうち最大20%が国からの給付金として戻ってくるというものです。
ただし、被保険者期間が3年以上などの条件があるので、申し込む前に条件を満たしているか確認しましょう。

このほか、大型免許の取得方法として、自動車教習所で教習を受けずに、運転免許試験場で仮免許と本試験を受ける「一発試験」もあります。
費用は30,650円(受験料4,100円、試験車使用料2,500円、免許証交付料2,050円、取得時講習受講料22,000円)と割安ですが、合格率が低く、再受験するたびに料金が発生するので、あまりおすすめはできません。

大型免許の試験合格までの流れ

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

ここでは合宿免許と通学型それぞれでの大型免許取得までの簡単な流れをご紹介します。

大型免許の試験合格までの流れ

合宿免許で取得を目指す場合

申し込み

申し込みまずは大型免許を取得できる合宿免許に申し込みます。教習所によって大型免許の取り扱いがない場合もあるため、よく確認しましょう。

適性検査(適性診断)

適性検査(適性診断)入校すると、視力や聴力、色彩の識別能力などを測る適性検査が実施され、問題がなければ教習に移ります。

第一段階

第一段階教習には第1段階と第2段階があり、初めに第1段階の教習をすべて受ける必要があります。
第1段階で学ぶ主な内容は、大型車両の基礎的な操作方法です。
具体的には、乗り降りや運転姿勢、発進と停止、カーブや坂道の走行、交差点の通行、進路変更や障害物への対応といった教習内容があります。
また、所有する免許により受講する時限数が異なります。普通免許(MT)の所有者は12時限、準中型免許は10時限、中型免許は5時限です。

仮免許試験

仮免許試験第1段階の終了後に仮免許試験を受け、合格すると第2段階へと進みます。

第二段階

第二段階第2段階では、実践的な運転方法を学びます。教習場所は自動車教習内ではなく公道です。
路上での進路変更、歩行者の保護、縦列駐車など、実際の交通状況に合わせた運転操作が求められます。
第2段階の時限数は、普通免許(MT)18時限、準中型免許13時限、中型免許9時限です。
また、普通免許と準中型5トン限定免許などを所有している人は、学科教習を1時限受ける必要があります。

卒業検定

卒業検定第2段階を終え、卒業検定に合格すると、卒業証明書を交付されます。

学科試験(運転免許試験場)

学科試験(運転免許試験場)卒業証明書を持って運転免許試験場へ行き、筆記試験で基準点以上を獲得すると、大型免許を取得できます。一発試験では技能試験もありますが、自動車教習所の卒業者は免除されるので、実技は行いません。

合宿免許の申し込みから卒業までの目安は8~15日ほどですが、スケジュールや最短日数は合宿プランや所有免許によって異なります。

通学型で取得を目指す場合

通学型で取得を目指す場合も、入校申し込みから免許取得までは合宿免許と変わりません。
合宿免許と異なる点は、生徒が自分で教習の予約を取ることです。自分のペースで免許を取得できるというメリットがありますが、教習は計画的に進める必要があります。なぜなら、入校から卒業までの期間に法令上定められた期限があるからです。
「教習開始から全課程修了まで9カ月以内」「全教習修了後から3カ月以内に卒業検定に合格しなければならない」というものです。 教習の有効期限
また、卒業証明書には発行日から1年間という有効期限があります。有効期限内であれば何度でも本免許試験に挑戦できますが、有効期限を過ぎてしまうと技能試験の免除が無効になるので気をつけましょう。

この記事のまとめ

合宿免許スクールキャラクター:もみじ先生

合宿免許を利用してお得に大型免許を取得しよう

大型免許を取得する方法は主に通学制と合宿免許の2つがあります。それぞれにメリットがありますが、費用を抑えながら短期間で大型免許を取得したい人は合宿免許の利用がおすすめです。
合宿免許はプランごとに定員数が決まっているので、希望するプランがある人は、余裕を持って、2~3カ月前には予約をしておきましょう。

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