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合宿免許マスターへの道! はじめ先生の課外授業

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長距離運転を安全・快適にする、出発前の簡単チェックと疲れ対策

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車の雑学

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週末の日帰り旅行や年末年始の帰省など、長距離を運転中にトラブルが起こり、困った経験はないでしょうか。
長時間のドライブを予定している場合は、出発前にタイヤや車体に問題がないか確認するのがおすすめです。
また、長距離運転は体力や集中力が必要で疲れるもの。眠気や渋滞に巻き込まれたときのストレス対策として、お気に入りの音楽や、ドリンク類などを準備しておくのも良いでしょう。
今回は車で遠出をするドライバーのために、出発前の点検ポイントや疲労回復効果が期待できるグッズなどをご紹介します。

長距離運転を安全・快適にする、出発前の簡単チェックと疲れ対策

出発前の点検ポイント1:ライト&タイヤ

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

初心者でも、慣れれば15分で出発前の基本的な安全点検ができます。重要な3つの点検ポイントを覚えておきましょう。まずはライトとタイヤの点検についてご説明します。

ライトが正しく点灯するか

ヘッドライト

ヘッドライトやウインカーなどのライト類が正常につくか確認しましょう。ライトが切れていると、整備不良車として減点と罰金の対象となります。運転している普通車のライトが切れていた場合、減点は1で罰金は7,000円です。

タイヤの溝が浅くなっていないか

タイヤ

新品のタイヤには溝が深く付いていますが、走行距離が増えるに従って浅くなります。溝が浅いと濡れた路面でスリップしやすくなり、危険です。
また、溝の深さが1.6ミリ未満の場合は、整備不良で使用禁止となっています。

空気圧が低下していないかどうか

空気圧

あらかじめガソリンスタンドなどでメーカー指定の空気圧で空気を入れ、タイヤのたわみ具合をスマホなどで撮影しておきましょう。点検時に撮影した画像と比べてタイヤのたわみが大きくなっているときは、空気圧が低くなっているかもしれません。
タイヤの空気圧が低い状態で高速走行を行うと、内部の空気が加熱されて膨張することにより、破裂するおそれがあります。

出発前の点検ポイント2:エンジンルーム

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

続いてはエンジンルームの点検ポイントです。

冷却水の量は規定以内か

冷却水

冷却水が少なくなっているとエンジンが熱くなりすぎて、オーバーヒートを起こしやすいです。また、オーバーヒートが発生すると、エンジンの内部が損傷し、走行不能に陥ることもあります。
タンクを見て冷却水の水量が規定量以下、もしくはほぼ規定量しか入っていない場合は、補充します。特に高速道路での走行や峠越えの前には、必ず規定量以上に水量を保ちましょう。

ラジエーターキャップはしっかり閉まっているか

ラジエーターキャップ

冷却水を点検したら、続いてラジエーターのキャップ(フタ)が確実に閉まっているかを確認します。フタがしっかり閉まっていないと、オーバーヒートが発生する要因になります。

ファンベルトが適度に張られているか

ファンベルト

ファンベルトが切れたり外れたりすると、エンジンが止まります。ベルトには規定の張力がかかっていますが、使用とともに緩むので、きちんと張られているかを点検しましょう。
ベルトに亀裂や割れを見つけた場合は、工場で交換を依頼します。

出発前の点検ポイント3:ガソリン&ワイパー

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

最後にガソリンとワイパーも忘れずチェックしましょう。

ガソリンは十分な量が入っているか

ガソリン

意外と見逃してしまいがちなのが、ガソリンの量です。長距離を走る際は念のため、満タンにしてから出発すると良いでしょう。

ワイパーがきちんと作動するかどうか

ワイパー

ワイパーが正常に動かないと、強い雨が降っただけでも走行が難しくなります。長距離を走る際は途中で天候が変わることも多いため、ワイパーの動作確認は必須です。

車の点検を終えたら、長時間運転しても快適でいられるコツを見ていきましょう。

長時間運転を快適に行うコツ

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

ドライバーが長距離を快適に運転するためには、ストレスを減らすことが重要です。簡単にできる工夫と役に立つグッズをご紹介します。

長時間運転を快適に行うコツ

ハンドルとシートはベストポジションへ

ベストポジションへ

シートは、アクセルを踏んだときに右足の膝が軽く曲がるくらいのポジションがベストです。ハンドルは肘を少し曲げて操作できる位置が疲れにくいでしょう。
また、シートベルトは運転席など3点式の場合、肩ベルトは首にかからずたるまない位置で、腰ベルトは骨盤を上からしっかり押さえるように締めます。締めすぎたり締める位置に問題があったりすると、身体が圧迫されて体調不良の原因になることがあります。

便利アイテムで車内をもっと快適に

便利アイテム

長時間座っていると腰回りに負担がかかります。バスタオルが1枚あれば変形可能なクッションとして活用できます。タオルは好みの大きさに丸めるなどして、自分が一番楽になる場所にセットしましょう。
一口サイズの甘いチョコや酸っぱい梅などは、運転中の気分転換や疲労回復に役立ちます。コーヒーなどの飲み物はトイレが近くならないように、飲む量に注意が必要です。
また、日差しの強い季節であれば、サングラスが活躍します。使うと目が疲れにくく、運転が楽になるでしょう。

長時間運転していると、疲労から眠気が発生することもあります。長距離運転の際は居眠り対策も欠かせません。

眠気が起こったら危険!その前に対策を

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

大事故にもつながる居眠り運転は、ドライバーの大敵です。眠気に襲われる前に脳を刺激して居眠りを防ぎましょう。

眠気が起こったら危険!その前に対策を

何かを食べて脳を刺激する

お菓子

手軽にできて効果の高い眠気覚ましは「何かを食べること」です。歯ごたえのあるせんべいやスルメ、長時間噛み続けられるガムなどを食べて顎を動かし、脳を刺激しましょう。

身体の一部を冷やしてリフレッシュする

冷却ジェル

フェイシャルシートや冷却ジェルで首や顔を冷やす、窓を開けて顔に風を受けるなど、身体の表面温度を下げて頭をすっきりさせましょう。

お気に入りの歌を歌う

お気に入りの歌

歌って口を動かすと、食べているときと同じように脳を刺激することができます。長時間の運転のお供には、お気に入りの曲が入った音楽プレーヤーなどを持っていくのがおすすめです。

居眠り防止アプリで危険を回避する

居眠り防止アプリ

設定した秒数ごとにスマホが振動する簡易的なアプリでも、居眠り防止に一定の効果が期待できます。長距離運転の前にダウンロードしておきましょう。

まぶたが重くなったら思い切って休憩する

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

どうしても眠気が冷めない場合は無理をせず休憩や仮眠を取りしょう。

眠気が発生したら仮眠を取る

仮眠を取る

少しでも眠気を感じたら、我慢せずに仮眠するのが一番です。車を路肩など安全な場所に止めたら、目を閉じて休憩しましょう。仮眠を取ると、頭もすっきりするはずです。

車を止めて電話で誰かと会話する

車を止めて電話で誰かと会話する

人と話をすると急に眠気が解消されることがあります。ホテルに到着時間を知らせる、レストランの席を予約するといった電話なら、予定をスムーズに進める一助にもなります。

発進前には必ず車から降りてストレッチする

ストレッチする

ストレッチは固まっていた筋肉をほぐすだけでなく、血流を促進して脳を刺激する効果があります。一旦車を安全な場所に止めて、歩いてみるのも良いでしょう。

この記事のまとめ

合宿免許スクールキャラクター:もみじ先生

トラブルを防止して長距離運転を楽しもう

「車は滅多に故障しないから、きっと大丈夫だろう」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、もし高速道路でタイヤがパンクしたり、誰も来ない山道でエンジンが止まったりしたら――?トラブルが起こってから後悔するのでは遅すぎます。
長時間のドライブに出かける際は、出発前に車両点検を行い、トラブルを未然に防いで快適に運転することが大切です。
ドライバーはもちろん同乗者も車内を快適にするための工夫をして、ストレスの少ないロングドライブを楽しみましょう。

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