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関東甲信越の星空がきれいな場所へ行こう!ドライブで楽しむ夜の絶景

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関東地方

公開日:2017/01/24 更新日:-

日常をちょっとだけ忘れたいときは、美しい星空を見られる観測スポットへ出掛けてみてはいかがでしょうか。都会の喧騒から離れて満天の星空を眺めていると、日頃の悩みが小さいことのように思えるかもしれません。
今回は、いつもとひと味違う休日を過ごしたいと考えている人のために、バラエティに富んだ観測スポットをご紹介します。目を瞑るとまぶたの裏に浮かぶような、心に残る星空に出会いに行きましょう。

関東甲信越の星空がきれいな場所へ行こう!ドライブで楽しむ夜の絶景

【神奈川県】湘南国際村

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夜景と星空を望む湘南国際村は、ロマンチックなドライブデートの締めくくりにぴったり。相模湾の夕日と海上の星空を堪能しましょう。

【神奈川県】湘南国際村

スポットの特徴

湘南国際村は、三浦半島のほぼ中央部、横須賀市と三浦郡葉山町にまたがった美しい緑地に広がります。
国際交流拠点とする目的で1994(平成6)年に開村して以来、多くの研究施設・研修施設が集まり、ホテルやレストランのほか、居住区も備えた滞在型の大型施設です。緑豊かな景観と、西側に広がる相模湾、晴天時には富士山も遠望できる風景が特徴的。都心から気軽に足を運ぶことができ、静かな雰囲気でロマンチックに過ごせる夜景スポットとしても人気を集めています。

どんな星空が見られるか

高台に位置しており、星空を見上げるにはうってつけの開放感があります。相模湾に面した西側がひらけているため、夕方から訪れて、海に沈む美しい夕日と水平線の向こうから広がる星空を眺めるのがおすすめです。海と富士山、夕日と夜景に星空と、盛りだくさんの見どころを満喫しましょう。
夜間には展望所周辺がライトアップされ、デートの締めくくりにふさわしいロマンチックなムードになります。

ただし、海上の星空が特によく見えるのは、展望所の照明が落とされる23時よりも後です。23時以降の星空を狙って訪れる場合は、駐車場の確保に注意してください。村内にあるのはほとんどが施設利用者向けの駐車場で、23時以降には多くの施設が利用できなくなるため駐車場に車は止めることができません。
また、夕日を眺める時間帯から訪れると少々長い時間を待つことになります。村内のレストランを利用するなど工夫して過ごす必要があるかもしれません。プール付きのおしゃれなホテルもあるので、泊まりがけで過ごすのも良いでしょう。

住所

神奈川県横須賀市湘南国際村/神奈川県三浦郡葉山町上山口 ほか

車でのアクセス

東京都内から約75分
首都高速環状線より高速湾岸線「並木インターチェンジ」下車→ 横浜横須賀道路「逗子インターチェンジ」下車→ 逗葉新道から三浦半島中央道路を利用

周辺の駐車場情報

各施設利用者向けの駐車場あり
※収容台数や利用料金は施設によって異なります。

公式サイト

・湘南国際村
http://www.shonan-village.jp/

・湘南国際村センター
http://www.shonan-village.co.jp/

・湘南国際村西公園
http://oppama.y-parks.jp/shonannishi/

【東京都】奥多摩湖

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東京都の自然の宝庫、奥多摩に星空を見に行きましょう。都内で天の川が見られるという希少な鑑賞スポットです。

【東京都】奥多摩湖

スポットの特徴

東京都と山梨県にまたがって広がる奥多摩湖は、都内でも豊富な自然を誇る日帰りドライブスポットです。いくつも見どころがありますが、観光地化されていないため、人工的な手が加わっていない自然の美しさを思い切り堪能することができます。
星空観測だけでなく、周辺の観光スポットと合わせての日帰り小旅行がおすすめです。

どんな星空が見られるか

星空の美しさは東京都内でもトップクラスといえるでしょう。山に囲まれており、東の低い空がやや明るいものの、ほとんど街明かりの影響を受けないからです。都心に比べ空気も澄んでいるため、都内では他に類を見ないほどのみごとな星空を見ることができます。
おすすめの星空観測スポットは、青梅街道沿いの「奥多摩湖ダムサイトパーキング」。望遠鏡を用意して、静かな奥多摩で天体観測を楽しみましょう。
8月上旬から初秋の期間には、天候次第で天の川も見られます。19時~22時ごろのタイミングを狙うのがベストです。
奥多摩湖南部の奥多摩周遊道路にある「月夜見第二駐車場」でも美しい星空が見られますが、登山者用の駐車場でトイレがなく、夜間は通行止めになるため、行った後は次の日まで戻ってくることができません。こちらで天体観測をする場合は、しっかり準備を整えておきましょう。

住所

東京都西多摩郡奥多摩町原

車でのアクセス

東京都内から約110分
中央自動車道「八王子第2インターチェンジ」下車→新滝山街道→都道251号線→都道45号線→多摩川南岸道路→青梅街道

周辺の駐車場情報

奥多摩湖ダムサイドパーキング
・収容台数:150台
・利用料:無料

公式サイト

・奥多摩町
http://www.town.okutama.tokyo.jp/

・奥多摩観光協会
http://www.okutama.gr.jp/

【埼玉県】堂平天文台

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天体観測ファンが多く集まるスポットです。歴史ある天文台から、地上の夜景と宇宙の星を眺めましょう。

【神奈川県】湘南国際村

スポットの特徴

埼玉県の堂平山にある堂平天文台は、天体観測施設とログハウス、バンガロー、モンゴル式テントなどを兼ね備えたアウトドア施設です。冬期の晴天率がひときわ高いこともあって、かつては国内最前線の天体観測所として活躍していましたが、付近の開発が進み、街明かりで明るくなったことで観測が難しくなり、2000(平成12)年に一旦閉所となりました。
2005(平成17)年に名称を「星と緑の創造センター」とし、天体観測や野鳥観察など、総合的な自然体験のできるフィールドとして再オープン。普段は天文台としては使用されていませんが、それでも天体観測ファンが集う関東屈指の天体観測スポットとなっています。

どんな星空が見られるか

都内から足を伸ばしやすい観測スポットですが、夜間は門が施錠されるため、ドライブの締めくくりに立ち寄るということはできません。宿泊するか、毎月第2・第4金曜日(12月は第2金曜日のみ、1・2月は冬期休業)に開催される星空観望会に参加しましょう。
宿泊するならモンゴル式テントがおすすめです。天井がアクリル板になっており、中で寝転びながら星空を眺めることができます。「ベガ」「アルタイル」「デネブ」「シリウス」と、テントに星の名前が付けられている遊び心も楽しいところ。ベガ・アルタイル・デネブは小型テントですが、定員6名程度となっているので、グループで訪れても楽しめるでしょう。

星空観望会のときには天文台の大型望遠鏡が稼働し、本格的な天体観測を体験できます。肉眼では見られない惑星や星雲を観察して、宇宙の神秘を覗いてみてはいかがでしょうか。観望会は予約が必須で、開催の10日前から受け付けています。
天文台の外には眼下に街明かりが輝く夜景が広がりますが、標高876メートルの堂平山頂であれば、肉眼での星空観測が可能です。双眼鏡の貸し出しも行われているので、ぜひ利用しましょう。天候次第では天の川も見ることができます。
天文台までの山道は急カーブが続くので、特に星空観望会の行き帰りは安全運転を心掛けてください。

住所

埼玉県比企郡ときがわ町大字大野1853

車でのアクセス

東京都内から約110分
関越自動車道「坂戸西スマートインターチェンジ」→県道171号線→県道41号線→県道30号線→県道172号線

周辺の駐車場情報

・収容台数:約30台
・利用料金:無料
※駐車場の利用は宿泊者が優先。

公式サイト

・埼玉県ときがわ町
http://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=11574

【長野県】阿智村

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阿智村の星空の美しさは環境庁のお墨付き。山間の村から、日本一の星空を眺めましょう。
ゴンドラで向かう観測ツアーでは、生涯忘れられない星空に出会えるはずです。

スポットの特徴

阿智村は長野県の南西、岐阜県との県境にある人口7000人弱の村です。標高410メートルから2191メートルまでの自然豊かな山間に位置し、美しい星空や、美肌の湯といわれる温泉、5000本に及ぶ「ハナモモ」の木が名物となっています。
2006(平成18)年、阿智村は、環境省の全国星空継続観察により「日本一星が輝いて見える場所」に認定され、2012(平成24)年からは星空観測のナイトツアーを開始しました。それ以降、「スタービレッジ」として、訪れる人々に日本一の星空を堪能できるイベントを提供しています。

どんな星空が見られるか

旅館などからも十分美しい星空を眺めることができますが、特におすすめの観賞スポットは2カ所です。

一つ目は、浪合地区にある「銀河もみじキャンプ場」。村の中心部から離れていて標高も高くなっているため、村の中でも特に星空観測に向いています。雄大な自然の中に身を置いて満天の星空を見上げると、まるで宇宙に浮いているような心地になるでしょう。

二つ目は、阿智村のスキー場「ヘブンスそのはら」です。ここでは、「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」が開催されます。標高1400メートル地点までゴンドラで進む15分間、真っ暗な山の中に星だけが輝く様子を存分に堪能できます。
山頂では設置された照明が一斉に落とされ、プラネタリウムのような星空が頭上に広がります。無数の星がきらめく様は、息を飲むほど美しい光景です。
ツアーの中ではほかにも、オリジナルムービーの上映やミュージックライブ、工夫を凝らした星空解説などのイベントも行われます。

また、ヘブンスそのはらは、雲海の鑑賞できる場所としても有名です。10月半ばから11月半ばごろには、早朝にゴンドラで山頂へ向かい、山間を覆う雲海と日の出を眺める「雲海Harbor」が実施されます。日の出前の雲海の上には星空が広がり、日の出とともに雲海の上の空が朝の色に変わりゆく幻想的な絶景を見ることができるでしょう。

住所

長野県下伊那郡阿智村

車でのアクセス

東京都内から約210分
中央自動車道「飯田山本インターチェンジ」下車→国道153号線

周辺の駐車場情報

ヘブンスそのはら
・総収容台数:約2000台
・利用料:無料

※周辺に無料駐車場は全部で7カ所あります。

公式サイト

・阿智村
http://www.vill.achi.nagano.jp/

・スタービレッジ阿智
http://sva.jp/

【栃木県】八方ヶ原

合宿免許スクールキャラクター:生徒

知る人ぞ知る星空観測スポットです。天体観測ファンが星空だけを楽しみに集います。

スポットの特徴

八方ヶ原は、「日光国立公園」の一部で、約20万株のレンゲツツジがつくり出す絶景が有名です。レンゲツツジの木は背が低いため、周囲の山々や麓の街を臨む風景をツツジの花の向こうに見渡すことができます。
展望台から風景を見渡したり、ツツジが咲く中をのんびり散歩したり、昼間は家族で過ごせるレジャースポットですが、天体観測ファンの間では、栃木県を代表する観測スポットとしても知られています。

どんな星空が見られるか

標高1000~1200メートルに位置し、周辺には街灯がありません。観賞スポットは、見晴らしの良い「大間々駐車場」がおすすめ。地上に近い位置の空は方角によっては街明かりでやや明るいところもありますが、視線を上げると視界がひらけて、開放的な夜空に満点の星の輝きを見ることができます。天候によっては天の川の観測も可能です。駐車場の脇に、らせん階段で上る展望台があるので、こちらも利用してみてください。

公共交通機関でのアクセスが良くないこともあり、週末でも大勢の人が押し寄せるようなことにはなりません。星が好きな人向けの、ゆっくり静かに星空を眺められるスポットです。

住所

栃木県矢板市下伊佐野

車でのアクセス

東京都内から約150分
東北自動車道「矢板インターチェンジ」下車→県道30号線

周辺の駐車場情報

大間々駐車場
・収容台数:普通車34台、大型車5台
・利用料金:無料

公式サイト

・栃木県矢板市
https://happyhappo.net/flower.php

・環境省 日光国立公園
https://www.env.go.jp/park/nikko/

この記事のまとめ

合宿免許スクールキャラクター:初心者マン

ドライブでロマンチックな星空を堪能しに行こう

人里離れた静かな場所での星空鑑賞は、ロマンあふれる大人のレジャーです。
しかし、星が美しく見える場所へのドライブは、街灯の少ない道や整備されていない道、狭い山道などを走ることが少なくありません。より一層の安全運転を心掛けてください。
星空がきれいに見えるためには、天候などの条件がそろわなければなりません。また、天気が良くても、月明かりが強すぎると、星が見づらくなることもあります。しっかり下調べをしてから出かけるようにしましょう。

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