【東京】夜景ドライブはデートにぴったり!?東京のおすすめ夜景スポット5選
東京には夜景を楽しめるスポットがめじろ押しです。夜になるとビルの明かりや街灯、広告照明のネオンなどがキラキラと輝きます。
今回は、車の免許を持っている女性に向けて、そのなかでも車でのアクセスが便利だったり、ライトアップされた光の中を運転できたりするなど、夜景ドライブにぴったりのおすすめスポットをご紹介します。彼氏との次のデートプランが決まっていないという人は、参考にしてください。
東京湾から名物夜景を望める人気スポット「お台場海浜公園」
砂浜から眺めるレインボーブリッジと対岸の街明かりが織りなす光景は、思わずため息が漏れてしまいそう。東京湾岸エリアならではの、誰もがうっとりするような夜景です。
どんな夜景を見られる?
旧防波堤と台場公園に囲まれた穏やかな入り江沿いに広がる海辺の公園で、昼夜を問わず人気の高いスポットです。昼間はファミリー層で賑わう一方、夜はたくさんのカップルが訪れる人気のデートスポットになっています。公園から眺める夜景はフジテレビや大観覧車のある台場サイドもきれいですが、おすすめは海側の眺めです。
ライトアップされたレインボーブリッジを間近に望み、対岸には東京タワーや芝浦方面のビル群、そして水面に目を転じればゆっくりと進んでいく風情ある屋形船の明かりが目に入るという、幻想的でロマンチックなパノラマを楽しめます。
公園内の「おだいばビーチ」は、伊豆諸島の神津島から運んできた砂を敷き詰めた全長約800メートルの人工砂浜です。心地よい波の音を間近に聞きながら、夜景を堪能できます。
また、5分ほど北側に歩けばお台場という地名の由来になった砲台跡の「台場公園」があり、さらに間近にレインボーブリッジを望むことができます。写真撮影をしたい人におすすめです。
そのほか、お台場海浜公園から「テレコムセンター」に向かって伸びる「ウエストプロムナード」もデートスポットとして人気の高い場所です。広々として開放感があるだけでなく、レインボーブリッジ、自由の女神、東京タワーを一望できるため、数々の映画やドラマのロケ地となっているのも納得です。
近隣の商業施設も含めれば多数の駐車場が完備されているので、ドライブで訪れても車を止める場所に困ることなく、思う存分夜景を楽しめるでしょう。
「お台場海浜公園」スポット情報
住所
東京都港区台場1
車でのアクセス
第一京浜「芝四丁目交差点」から芝浦方面に進み、突き当りを右折。レインボーブリッジを経由し、「レインボー入口」を右折
駐車場
【お台場海浜公園中央駐車場】
収容台数:101 台
駐車料金:400円/最初の1時間(以降200円/30分)
【お台場海浜公園北口駐車場】
収容台数:244
駐車料金:400円/最初の1時間(以降200円/30分)
公式サイト
東京のシンボルをドライブ!「レインボーブリッジ」
ライトアップされた湾岸エリアのシンボルには、2通りの楽しみ方があります。遠くからの眺めも美しいですが、橋の上を車で走り抜けるのも爽快です。
どんな夜景を見られる?
お台場と芝浦地区を結ぶレインボーブリッジは東京でも有数の夜景スポットとして知られています。もちろん遠くから眺めるだけでも夜景として十分に楽しむことはできますが、車で実際に走ってみるとその素晴らしさをさらに実感できます。
ただし、ドライブするのは一般道ではなく、その上を通る首都高速11号台場線です。頭上に首都高速が走るため圧迫感のある一般道に比べ、開放感があり見晴らしのよい首都高のほうが夜景をより満喫できます。そのため、お台場方面へドライブに出かける際は、行きか帰りのどちらかだけでも首都高速を利用することをおすすめします。
特にお台場から芝浦方面へのルートは圧巻で、車に乗ったまま大都会のきらめくビル群の中へ飛び込んでいくかのよう。安全運転を心掛けつつ、目の前に広がるナイトビューを存分に楽しみましょう。
また、車を近くのパーキングに駐車して、レインボーブリッジを徒歩で渡るのも良いでしょう。あまり知られていないかもしれませんが、実はレインボーブリッジの両側は遊歩道になっていて自分の足で歩いて渡ることができます。
遊歩道には2つのルートがあり、橋の北側と南側にそれぞれ独立した形で設けられています。芝浦方面からスタートする場合は、新交通ゆりかもめの「芝浦ふ頭駅」から程近い場所に、もう一方の台場側は台場公園近くに、遊歩道への入口となる「レインボーブリッジ遊歩道」のエレベーターがあります。
北側の遊歩道からは東京タワー、竹芝桟橋、晴海埠頭、遠くにスカイツリーなど都心方面の夜景が一望でき、一方の南側遊歩道からは品川埠頭の港湾景色やフジテレビの社屋があるお台場の夜景が楽しめます。
片道約1.7キロメートル、徒歩30分ほどの距離なので往復することもできますが、途中まで行って引き返してくる場合は、東京タワーやスカイツリーが見える北側ルートがおすすめです。すぐ横を車が走っていくので騒音と揺れが大きいものの、この特別なロケーションからしか見られない美しい夜景に圧倒されること間違いなしです。
「レインボーブリッジ遊歩道」スポット情報
住所
東京都港区海岸3-33-19(レインボーブリッジ遊歩道)
車でのアクセス
第一京浜「芝四丁目交差点」から芝浦方面に進み、突き当りを右折
料金
無料
開放時間
4~10月:9:00~21:00
11~3月:10:00~18:00
(いずれも最終入場は30分前)
休止日
毎月第3月曜(祝日の場合は翌日休止)
※強風の日も通行不可
駐車場
【レインボーブリッジ時間貸駐車場】
収容台数:23台
駐車料金:7:00~18:00 300円/1時間 18:00~7:00 100円/1時間(1日の上限額は2,400円)
営業時間
7:30~23:00
公式サイト
首都高ドライバーズサイト
https://www.shutoko.jp/fun/lightup/rainbowbridge/
月島から東京湾の夜景を一望!「晴海ふ頭公園」
晴海ふ頭公園は、車でのアクセスが最も便利なロケーションです。訪れる人も意外と少ないので、ゆったりと静かに湾岸の夜景を楽しめます。
どんな夜景を見られる?
1955(昭和30)年、海外航路とダイレクトにつながる埠頭として完成し、その後海運の一大流通拠点となったのが、東京の海の玄関口ともいえる「晴海埠頭」です。中央区観光協会により「夜景八選」にも選ばれた晴美ふ頭公演は、その一角に広がります。
目の前には世界の港からやってきた豪華客船が光を放ちながら停泊し、海沿いには夜景を楽しみながらそぞろ歩きができるポートサイドプロムナードがあります。
また、東京湾に突き出るような立地のため、正面にレインボーブリッジ、右手には東京タワーや都心のビル街なども望むことができ、東京ウォーターフロントの定番ともいえる夜景を堪能できるスポットです。
公園の大部分を緑地エリアが占めるので華やかさはありませんが、敷地内のベンチに座りながら落ち着いた雰囲気の中で夜景観賞ができます。
【晴海ふ頭公園】スポット情報
住所
東京都中央区晴海5
車でのアクセス
晴海通り「晴海三丁目交差点」を晴海ふ頭方面へ直進。突き当たりを左折後、再度突き当たったら右折
駐車場
【晴海ふ頭公園有料駐車場】
収容台数:37台
駐車料金:500円/1時間
営業時間:24時間
公式サイト
上級者向けのドライブデートスポット「六本木エリア」
東京の中心部に位置する六本木エリアは、どこからでもアクセスしやすく、レストランやショップも豊富で夜景を見に行くドライブデートに最適です。
どんな夜景を見られる?
ドライブといえば少し遠出をするイメージがあるかもしれませんが、手軽に楽しみたい人は、普段何気なく歩いている街を車で走ってみるのも良いでしょう。洗練された街並みに上質でおしゃれなショップやレストランなどが点在する六本木は、特におすすめのエリアです。街中がライトアップされているような華やかさがあるので、夜景ドライブにぴったりです。
なかでも注目のスポットは「六本木ミッドタウン・ガーデン」です。外苑東通りに面した入口付近は泉と深山をモチーフにしていて、そこから裏手に位置する「檜町公園」までは、「高原の湧水ゾーン」「山のせせらぎゾーン」「森のエッジゾーン」「芝生広場ゾーン」という4つのエリアに分けられています。また、景観を生かした夜の演出は四季によって異なり、1年を通して何度も楽しめます。
8種類の桜が植えられているミッドタウン・ガーデンのさくら通りとガーデンテラス前は、春の開花シーズンになるとライトアップされ、ロマンチックな夜桜を鑑賞できます。
一方、六本木ヒルズ周辺にも美しい夜景を楽しめるスポットがたくさんあります。
六本木ヒルズの裏手にある「けやき坂」は、「六本木ヒルズレジデンス」や高級ブティックが並ぶ400メートルほどのおしゃれな並木道で、通りの正面奥側には東京タワーの姿を見ることができます。また、六本木ヒルズの横から赤坂のTBS方向に延びる並木通りも、秋は紅葉、冬はイルミネーションに彩られ、とても素敵です。
もう一つ、六本木に行ったらぜひ訪れたいのが、六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」。深夜1時まで営業している森タワー52階にある展望スポットで、海抜250メートルからの眺望が自慢です。東京の中心部に建っていて周りに視界を遮るものがほとんどないので、高層ビル群や東京タワー、お台場、東京スカイツリーなどの夜景を360度のパノラマで眺めることができます。
さらにその上の屋上階にはオープンエアー形式の空中回廊「スカイデッキ」もあり、東京上空270メートルを流れる風を感じながらの夜景観賞は、他ではできない貴重な体験となるでしょう。
【東京ミッドタウン】スポット情報
住所
東京都港区赤坂9-7-1
車でのアクセス
目黒方面から:首都高速都心環状線「飯倉」出口から約10分
池袋方面から:首都高速都心環状線「霞ヶ関」出入口下車約15分
駐車場
収容台数:390台
駐車料金:100円/10分
営業時間:24時間
公式サイト
東京ミッドタウン公式サイトhttps://www.tokyo-midtown.com/jp/index.html
【六本木ヒルズ】スポット情報
住所
東京都港区六本木6-10-1
車でのアクセス
目黒方面から:首都高速都心環状線「飯倉」出口下車約10分
池袋方面から:首都高速都心環状線「霞ヶ関」出入口下車約15分
新宿方面から:首都高速4号新宿線「外苑」出口下車約20分
駐車場
収容台数:2,762台(時間貸駐車場も1,000台以上あり)
駐車料金:300円/30分
営業時間:24時間
公式サイト
六本木ヒルズ公式サイト
http://www.roppongihills.com/
混雑を避けたいカップルにおすすめ!「東京ゲートブリッジ」
2012(平成24)年に完成した東京ゲートブリッジは、時間次第で橋の上からサンセットも見られるロマンチックなスポットです。
どんな夜景を見られる?
全長2,618メートルの橋梁で、江東区若洲と中央防波堤外側埋立地を結びます。羽田空港に程近いため、離発着する飛行機の航行を妨げないように、橋の高さは98.1メートルという航空法による制限を順守しています。一方、桁下は大型船舶が通過できるように54.6メートルの高さを確保する必要があったため、三角形の鋼材をいくつもつなぎ合わせて橋桁の重量を分散する「トラス構造」によって建造されました。
その名の通り東京港を往来する船舶のゲートの役割を担う橋であり、遠くから見ると恐竜が向かい合うような形をしていることから別名「恐竜橋」とも呼ばれています。
通常は日没から深夜24時までの間、美しいライトアップが施され、訪れる人が少ない穴場の夜景スポットになっています。
なお、886基のLED照明によるライトアップのうち、ライン照明に以下のような月替わりのカラーバリエーションがあるほか、毎時0分には連続照明の光がアクティブに動くので、いつ訪れても異なる夜景を楽しめます。
・照明のカラーバリエーション
1月「白金色」、2月「真珠色」、3月「若草色」、4月「新緑色」、5月「青葉色」、6月「水色」、7月「海色」、8月「空色」、9月「桔梗色」、10月「秋草色」、11月「紅葉色」、12月「緋色」
橋の上は一般道になっており、ライトで装飾された光の中をドライブすることもできます。遠くから眺めるのとはひと味違う、橋の美しさを間近に感じることができるでしょう。
さらに橋の上からの眺めをじっくり楽しみたい場合は、車を「若洲海浜公園」の駐車場に止めて、園内にある昇降施設のエレベーターで上に昇ってみましょう。
ゲートブリッジの車道の北側に歩道が設置されていて、普段は10時~17時まで7月~9月の金曜と土曜には20時まで無料開放されています。東京タワー、東京スカイツリー、葛西臨海公園の大観覧車などを含む東京ベイエリアの大パノラマを一望できます。
冬場は空が薄紅色に染まっていく夕景を、そして夏場は心地よい海風に吹かれながらダイナミックな夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【東京ゲートブリッジ】スポット情報
住所
東京都江東区若洲~中央防波堤外側埋立地
車でのアクセス
首都高速湾岸線「新木場インターチェンジ」から東京ヘリポート方向へ約8分
お台場方面から:「第二航路海底トンネル」を経由し、中防大橋を通過後、東京港臨海道路を左折
大井ふ頭方面から:「臨海トンネル」を経由し、東京港臨海道路を直進
駐車場
若洲公園駐車場
駐車料金:400円/最初の1時間(以降100円/1時間)
営業時間:6:00~22:0(入場は20:30まで)
公式サイト
東京都港湾公式サイト
https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/kanko/gatebridge/
この記事のまとめ
ナイトドライブでロマンチックな東京の一面を楽しもう
高層ビルが立ち並ぶ都心の一等地から、再開発が続く湾岸のウォーターフロントまで、バラエティに富んだロケーションを楽しめるのが東京夜景の良いところ。
電車で行くのも良いですが、車で出かければ夜景を間近で眺めることができ、帰りの電車の時間を気にする必要もありません。普段とはまた違った東京の魅力に出会えるでしょう。
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