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車の暑さ対策|夏場の車内は危険?効果的な対処法と便利グッズ

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車の雑学

公開日:2017/07/15 更新日:-

夏場の暑い時期はもちろんですが、涼しい時期でも日当たりの良い場所に駐車しておくと、車内の温度が上昇していて驚くことがありますよね。
暑い車の中には、触るとやけどをしてしまう部分などもあり、危険が潜んでいます。また、不快に感じるほどの暑さのせいで、予期せぬ事故につながるおそれもあります。
今回は、車の中の暑さ対策について、効果的な方法と、おすすめの便利グッズをご紹介します。

車の暑さ対策|夏場の車内は危険?効果的な対処法と便利グッズ

車の暑さ対策はなぜ必要?

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

車内の気温が上がると、熱中症になったり、やけどをしたりする危険性があります。また、車内に置いてあるものが、思わぬ事故の原因につながることもあるのです。

車の暑さ対策はなぜ必要?

夏場の車内が暑くなる理由

車内で温度が上昇しやすい場所は、まずダッシュボードです。夏場は外気温も高い上に、窓ガラスから強い日差しが入るため、車内の温度はどんどん上がります。
大きなフロントガラスの真下にあるダッシュボードは、黒くて熱を吸収しやすいものが多く、遮光しないと表面温度が70度以上に上昇することもあります。
もう一つ、温度が上昇しやすい場所はハンドルです。ハンドルもダッシュボード同様に熱を吸収しやすいため、フロントガラスからの日差しで熱くなります。
その他に危険な場所としては、革シートの座席が挙げられます。革シートは布シートに比べて熱を吸収しやすく、高温になりやすいです。

夏場の炎天下に止められていた車の中は、時に50度を超えることがあるといいます。
高温になった車内にいると、人間の体温も上昇し、熱中症になる危険性があります。また、熱を吸収したダッシュボードやハンドルに触れてしまい、やけどをするおそれもあるでしょう。

車内に放置すると危険なもの

車内の熱が影響を与えるのは人体だけではありません。暑い車内に置いておくと危険なものもあります。
例えば、未開栓の炭酸飲料のペットボトルは高温の場所に放置しておくと、破裂するおそれがあります。ライターやスプレー缶、乾電池なども破裂する危険性があります。おもちゃや懐中電灯などに入っている乾電池も同様に注意が必要です。

車の暑さ対策に効果的な方法

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

高温になった車内の危険から身を守るために、車の暑さを和らげる効果的な方法をご紹介します。

車の暑さ対策に効果的な方法

ドア・窓・トランクをうまく使う

駐車している車に戻ったときは、まず助手席側の窓を一カ所だけ全開にします。
それから、運転席側のドアを開けたり閉めたりする動作を数回行ってください。熱気を逃がすかわりに外の空気が車内に取り込まれるので、車内の温度が外とほぼ同じくらいまで下がるでしょう。
また、トランクを開けるのも、外気を取り込むのに有効な手段です。ただし、ドアやトランクの開閉は指を挟むおそれがありますので、くれぐれも注意して行ってください。

エアコンをうまく使う

車内の温度を下げる手段として、まずエアコンが思いつくかもしれません。しかし、暑くなった車内を冷やそうとエアコンを全開でかけると、バッテリーに負荷がかかります。
少しでもバッテリーの負荷を軽減して、車内をいち早く冷やす方法は次の通りです。

1. 車の窓を全開にして車内の熱気を外に出します。

2. 外気導入にしてエアコンをつけます。その際の温度設定は最冷で、風力も最大にします。30秒~1分程度そのままにして、車内の熱気を外へ出します。

3. 外気よりも車内が涼しくなったら、窓を閉めてエアコンを内気循環に変えます。そして、温度と風力を適切な設定に変えます。

水を使う

車体に水をかけるだけでも、車内の温度は少し下がります。
方法は簡単で、ドアやトランクを閉めて、ホースやバケツを使って車体に水をかけるだけです。ホースやバケツを使えない場合は、水で濡らしたタオルで、熱くなったダッシュボードなどのパーツを冷やすだけでも効果が得られます。

暑さ対策グッズを使う

車の暑さ対策に、グッズを利用するのも有効な手段です。車用品店や量販店などでは豊富な種類のグッズが扱われていますので、自分に合った商品を探してみてはいかがでしょうか。

車の暑さ対策に使える便利グッズ

合宿免許スクールキャラクター:はじめ先生

車用品店や量販店、ネットなどでも販売されている暑さ対策グッズの中でも、代表的なものをご紹介します。

車の暑さ対策に使える便利グッズ

サンシェード

車の中に置く日よけのことです。ダッシュボードとハンドルを隠すように置くのがポイントです。暑さの原因となるダッシュボードとハンドルの温度上昇を抑えることができれば、車内の温度も上がりにくくなります。

遮光フィルム・断熱フィルム

窓に貼って熱や光を遮るフィルムのことです。サンシェードで守れる部分は限られてしまいますが、フィルムを窓ガラスに直接貼ると、車内への直射日光を防ぐことができるので、温度上昇を抑える効果があります。

断熱スプレー・冷却スプレー

窓ガラスに吹きかけるだけで断熱効果が得られる断熱スプレーや、車内に吹きかけると全体を冷やしてくれる冷却スプレーもあります。どちらも吹きかけるだけという手軽さが魅力です。

車内扇風機

その名の通り、車内に設置する小型の扇風機のことです。扇風機の風を直接浴びても良いですが、エアコンで冷えた空気を車内に循環させるのにも使えます。
車種によっては後ろの座席にまでエアコンの冷気が届かないこともあるので、車内扇風機で空気をかき混ぜて車内全体を冷やすと、より効果的に温度を下げられるでしょう。

クールクッション

座席に装着して、蒸れや暑さを軽減するアイテムです。夏場はエアコンをつけていても、座席に密着している部分が汗ばんでしまうことがあります。クールクッションを装着すると、足元についたファンからの送風により、快適さが保たれます。

この記事のまとめ

合宿免許スクールキャラクター:もみじ先生

快適な運転のためにも、暑さ対策は万全に

暑い車内は思わぬ事故を招くことがありますし、人の体にとっても危険です。また、車内が暑いと運転者の注意力が低下し、交通事故の発生につながる可能性もあります。
安全に運転するためにも、車の窓やエアコンを活用したり、暑さ対策グッズを利用したりして、快適な車内にすることを心がけましょう。

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